船以外の仕事も時々あります(LEDライト取り付け)

こんばんは、ヨコタオートです。

 

今朝はとても寒かったですね! 店舗が面している西郷湾の西側は八尾川放水路から流れ出た川の水が表層に溜まりやすい様でもともと船舶の往来が少ない事も重なり寒い日には海面が氷結することが時々はありますが、今日は珍しく全域が氷結していました。

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写真では、分かりにくいかもしれませんが‥……

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正面奥に見える赤い橋(西郷大橋)より、こちら側が一面氷結しています。


さて、そんな寒かった本日ですが日中は曇りと思い外での仕事を予定していましたが思いのほか雨が降り続き変更を余儀なくされまして‥……

以前より依頼を受けていました建築会社の重機のライト交換&増設をさせて頂きました。

もともと社長の船のメンテナンスなどをさせて頂いていて数年前に集魚用にLEDライトを付けていたのですが、重機にも同じくLEDライトを付けて欲しいとのご依頼でした。

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 重機にはもともとアームの部分に一般的なハロゲンライトが付いていますが、点灯してみると薄暗く‥……実際に日の短い冬の時期は夕方の作業などで使い辛いそうです。

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そこで普段はボートへの取り付けで使用している写真の2タイプを使用しました。

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右:アーム部分に付いていたH-3ハロゲンライト(恐らく55W程度)

左:取り付けたLEDライト。45Wタイプでレンズは拡散仕様の物をチョイス。土を掘るバケット部分を広範囲に照らします。

明るさとしては参考にハロゲンに置き換えると約400W位と大幅に明るくなりますが、消費電力は10Wほど下がります!!

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なお、LEDライトはコストも考慮して最低限の品質はある割りと安価な物を使用していますが入荷後の点検と取り付けにあたり付属のボルト&ナットは品質がよろしくないのでSUS304などに交換をしています(一部アルミ製の本体に接する部分のみそのままにする場合もあります)。 

また、今回の重機でもそうですがボートにおいても振動対策は重要でナイロンロックナットへの変更やネジロック剤の使用が重要になります(組み立てが雑な場合も多々ありまして…取り付けボルトの増し締めなども大事です)。

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 次に屋根部分に増設するLEDライトですが、手で照射の向きや角度を変更出来る様にする為に回転ベースを設置しました。これで任意の方向へライトを向ける事が可能です。

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 そして今回屋根に増設したLEDライトですが、7個の拡散レンズと8個のスポットレンズを備えており、2WAYスイッチの使用により切り替えての点灯使用が可能です。

写真上:全灯を点灯したところ。遠くをスポットレンズで近くを拡散レンズで広範囲に照らします。

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 写真上:スポットレンズ部分を消灯し、拡散レンズ部分のみで点灯させたところです。

これは少し違いますが自動車のハイビームとロービームを切り替えて使用するような感じで状況に応じた点灯が出来ると思います。

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 完成後に2個のLEDライトを点灯してみると、外がまだ明るく十分な検証が出来ませんでしたが、お客様には十分にご納得頂けました。

バッテリーを使用する乗り物において、電源は限られていますので今回のように照明をLEDに換える事は節電には非常に有効な手段です。

勿論、ボートへの施工が専門ですので興味のある方はお気軽にご相談下さい。