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The Outboard Shop ヨコタオート&マリン

日本海の離島、隠岐の島の船外機ショップより

ヤマハ4ストローク船外機ニューモデル「F25G」が発表されました

船外機モデル紹介&換装事例

ヨコタオートです。

今年も残り僅かになりましたが、本日ヤマハ発電機㈱より表記の船外機ニューモデルの発表がありました。先月の販売店会議で来期には新しい25馬力が発売されると聞いてはいましたが思ったよりも早く、年明け1月には出荷も開始される予定の様です。

 

以下メーカーHPへのリンクと、隠岐の島での25馬力需要、他社との簡単な比較、ニューモデルについての私見を投稿しております。ご興味のある方はお付き合い下さい。

f:id:YKTMARINE:20161221141421j:plain

写真は・・・

「F25GWHL(電動&ロープスタート/ティラーハンドル/マニュアルチルト仕様)」

www.yamaha-motor.co.jp

 

 

ここ隠岐の島では18FT~20FT(5.4m~6.0m)クラスの和船が多く、昔から2ストローク&4ストローク共に25馬力という馬力帯は非常に需要が高いです。

沿岸での様々な漁業や趣味としての魚釣りやイカ釣りなどでこのサイズの和船は

・浜揚げがしやすく管理が容易

・25馬力でも十分な速度が得られる(遠出はしなくても漁場が近い)

・維持費、燃料費などのランニングコストが良い

などの理由がありますので隠岐の島の各港でも良く見かけます。

 

ヤマハの4ストローク船外機25馬力は初代「F25A」が1998年頃に発売されました。

以降たくさんの「F25A」が長らく使用されており現在もご愛用のユーザー様が多く、定期メンテナンスなどのご依頼も比例して多いです(よく触るので結構得意かもしれません)。

その後2009年頃にはマイナーチェンジ(外観は大きく変わりましたが)を行い「F25D」へ移行していますが、こちらも隠岐の島ではたくさんのユーザー様がおられます。

 

これらヤマハ「F25A~F25D」の主なスペックは

シリンダー:2気筒(498cc)※25馬力のみのシリンダー※

燃料供給:キャブレター

機関重量:79~84kg(モデル仕様により異なる)

パソコン診断:不可

私見:他社と比較するとスペック的には突出した特徴はありませんでしたが、モデル的には熟成しており信頼性は高いと思います。

 

他社4ストローク船外機25馬力モデルを見てみますと同じく主なスペックでは・・・

 

スズキ「DF25A」

http://www1.suzuki.co.jp/marine/df30a_25a/

シリンダー:3気筒(490cc)※25&30馬力共用のシリンダー※

燃料供給:バッテリーレス燃料噴射システム 

機関重量:73~76kg(モデル仕様により異なる)

パソコン診断:可

私見:各スペック的には最新のモデルだけあって優れていますね。特に重量が軽いのがお薦めポイントですが、これは同スペックを持つ30馬力(DF30A)になると更に強調したストロングポイントになると思います。

(今回のヤマハ「F25G」は更に大幅な軽量化が進んだ点で驚きました)

 

トーハツ「MFS25C」

http://www.tohatsu.co.jp/marine/product/4st/tabid/145/pdid/1100250/Default.aspx

シリンダー:3気筒(526cc)※25&30馬力共用のシリンダー※

燃料供給:バッテリーレス燃料噴射システム 

機関重量:76~84.5kg(モデル仕様により異なる)

パソコン診断:可

私見:少しづつモデルチェンジを行い進化してきたモデルだと思います。現行モデルは外観のデザインも非常に良くなりスポーティなイメージが強いです。

重量的には平均的ですがオプションでマルチティラーハンドルが選択できるなどニーズに応じたモデル選択が可能です。バッテリーレス燃料噴射システムやパソコン診断なども時代のニーズに応じています。

 

マーキュリー「25ELHPT XRi」

http://www.kisaka.co.jp/mercury/4stroke2015#25elhpt_xri

シリンダー:3気筒(526cc)※25&30馬力共用のシリンダー※

燃料供給:燃料噴射システム 

機関重量:84kg

パソコン診断:可

私見:マーキュリーブランドのモデルですが、トーハツのOEM供給によるモデルになります。外観のデザインはマーキュリーオリジナル仕様の他、チラーハンドルのグリップ操作ででシフトとスロットル両方の操作が行えるワンハンドオペレーションになっているのが大きな特徴です。

 

ホンダ「BF25D」

http://www.honda.co.jp/marine/outboardmotor/products/bf25.html

シリンダー:3気筒(552cc)※25&30馬力共用のシリンダー※

燃料供給:キャブレター

機関重量:77.5~83kg(モデル仕様により異なる)

パソコン診断:不可

私見:スペック的には平均的なモデルです。オプションでマルチティラーハンドルが選択できる事などが挙げられますが、ぼちぼち他社なみにモデルチェンジをしても良いのかと個人的には思います。

 

そして今回発売される新型ヤマハ「F25G」ですが・・・

https://global.yamaha-motor.com/jp/news/2016/1221/f25g.html

シリンダー:2気筒(432cc)※現在のところ25馬力のみのシリンダー※

燃料供給:バッテリーレス燃料噴射システム 

機関重量:58~64kg(モデル仕様により異なる)

パソコン診断:可(未確認ですが間違いないと思います)

私見:やはり特筆すべきはクラス最軽量となった重量ではないでしょうか。今まではスズキを除き80kg前後だった各社モデルから比較すると約20kgの軽量化になっています。従来の2ストローク船外機25馬力モデルが50~60kg程度の物が多かったので、これらからの船外機換装に際しても重量的なデメリットはなくなりました。

他、バッテリーレス燃料噴射システムは現在の流れからいくと当然ではありますし、私達整備士からしますとパソコン接続ができ運転時間などの管理や各種診断が出来るのは非常にありがたいです。

また写真を見ますと従来のティラーハンドルからマルチファンクションティラーハンドルになっておりシフト操作レバーがティラーハンドルに設置されている事で操作性も向上すると思います。

 

排気量が66cc小さくなった点は重たい船舶や業務仕様でどうかな?と言うところはありますが、今後もしかしたらハイスラスト(大きいギヤケーシング+大きいダイヤ径プロペラ)仕様なども追加されて来るのかもしれません。

何れにしましても弊店の販売主力サイズとして大変に魅力的なモデルで特に現在、2ストローク船外機「ヤマハ20D・25N」等をお使いのユーザー様にはお薦めになってくると思います。

 

発売は来年の1月からの予定です。

製品についてのご相談、換装の見積もり依頼などは是非店頭までお問い合わせ下さい。

 

最後まで読んで頂きましてありがとうございました。