ヤマハ4ストローク船外機ニューモデル「F90C」が発表されました

ヨコタオート&マリンです。

2月も末になり、春一番も観測されたとの事で寒いながらも春が近づきつつある様です。3月には横浜でボートショーも開催されますので徐々にボート業界もシーズンインと言うところでしょうか・・・。

 

そんなボートショーの開催に向けてヤマハよりニューモデルの発表がありました。

 

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ストローク船外機の90馬力ニューモデルになります。

軽量・コンパクト化により幅広い用途に対応 4ストローク船外機 「F90C」 新発売 - 広報発表資料 | ヤマハ発動機株式会社

(既にアメリカでは先行して発表されF90と共にF75が出ていますが、日本国内でも近いうちに追加でF75またはF80として発表されるかと思われます)

 

 

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既存モデルのF90B(上:写真)は2004年頃からのロングセラーでしたが、遂にモデルチェンジになりました。カタログの中でもF80Bと共に唯一外観デザインが旧タイプでしたが、これで新型のF80(またはF75?)が発表されればヤマハ4ストロークシーリーズは全モデルが現行デザインに統一される事になります。

 

 

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今回のニューモデルF90C(上:写真)ですがデザインは勿論ですが、その他の大きな相違点としては・・・

 

旧:F90Bが4気筒1596ccだったのに対して

新:F90Cが、F130AやF115Bと同じく4気筒1832ccになった事かと思いますが・・・

この4気筒1832ccのシリンダー部は従来と比べても部品のレイアウト変更や防蝕対策が進んでおり、特に排気系統の造作は個人的に好きなモデル群です。

(その他にもあるかと思いますが、また講習会などで勉強します)

 

また他社90馬力と簡単に比較してみますと

ヤマハF90C:4気筒1832cc(166kg/Xシャフト)

スズキDF90AT:4気筒1502cc(164kg/Xシャフト)

ホンダBF90D:4気筒1496cc(172kg/Xシャフト)

マーキュリーF90XL:4気筒2061cc(172kg/Xシャフト)

※重量は計測時のセットプロペラがメーカーによりアルミとステンレスで様々ですので多少の前後はあります※

こうして見ますとマーキュリーの大排気量と軽量化が目立ちますが・・・・・

ヤマハも国産他社と比較すると同重量帯でありながら排気量的にはやや抜きん出た感じがあります(約330cc大きい)。まあ大きければ良いと言うものでもありませんが、人員が多い場合や重負荷などでは有利な部分もあります。

 

セットする船ですが、雰囲気的にはやや重量のある21フィートクラスのVハルランナバウトや、UF-23(タックル)などのフィッシングボートがマッチすると思います。

現在2ストロークの80~115馬力クラスからの換装に良さそうですね!

 

また現物の入荷や、講習会などでの情報が入りましたら改めて紹介をさせて頂きたいと思います。

最後に新モデルの発売は4月上旬からになる予定です。お見積含めまして商品の問い合わせ有りましたらお気軽に連絡下さいませ。

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