7型ワイド液晶と8.4型液晶の比較(GPSプロッター魚探/HONDEX)

こんばんは、ヨコタオートです。

 

ここ隠岐でも昨日、今日と天候が良く釣りなどで久しぶりに出港された船も多かった様です。

残念ながら明日からまた寒くなるようですが、来週の末にかけては再び天候は回復しそうな予報で着実に春は近づいているのかもしれませんね。

 

さて、本日ですが本多電子社のGPSプロッター魚探2モデルの比較をご紹介したいと思います。価格も比較的に手頃で小型レジャーボートでは十分なサイズと言える7型ワイド液晶と8.4型液晶になります。

当店でも人気の2モデルですが、なかなか比較する機会がなく自分でも気になっていた事を中心に紹介させて頂きます。

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(2016のカタログがまだありませんので、価格仕様などは2015のものです)

左:8.4型液晶モデル

  PS-800GP 定価¥105,000(税別)

  GPSアンテナ内蔵・出力600W・50/200khz2周波・振動子TD28

  ※HE-81GPⅡ-Diの廉価版にあたるモデルです

 

  ※その他の8.4型モデルについては後ほど記載します

 

右:7型ワイド液晶モデル

  YFHⅤ07W-F66i 定価¥170,000(税別)

  GPSアンテナ内蔵・出力600W・50/200khz2周波・振動子TD28・デジタル魚探

  ※本多電子OEM製品で若干機能が多いヤマハブランド品です。

 

  本多電子オリジナルですと

  HE-701GP-Di 定価¥160,000(税別)

  GPSアンテナ内蔵・出力600W・50/200khz2周波・振動子TD28・デジタル魚探

  になります。

 

 

比較したかった事①

液晶のサイズについて・・・海外製及び一部国産メーカーにおいて7型や9型といったサイズは横に長いワイド液晶がトレンドです。実際、地図画面と魚探画面の異なる情報を同時に表示して使うケースが多いGPSプロッター魚探において横に長い画面は見やすいのではないかと思っています。これを実際に並べて較べてみたいと思います。

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隠岐諸島を島前・島後が入る位置で同じ縮尺で表示しています。

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同じく地図を拡大して同じ縮尺で加茂沖を中心に表示したところです。この様に地図画面のみでの表示ですと7型ワイド液晶の方が表示範囲が若干広い程度であまり大差はありません。

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次に地図画面と魚探画面を同時に表示してみました。魚探画面は2周波なので更に50khzと200khzに分割されています。

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魚探画面を1周波表示にしました。

目の錯覚の範囲かもしれませんが、何となく7型ワイド液晶の方が見やすい様な気がしませんか・・・(笑)。

まあ地図画面と魚探画面の分割比率は変更できますので、その加減にもよると思いますが・・・・。

 

<総評①>

画面が大きい方が良いと言われるとそれまでですが、7型ワイド液晶は8.4型液晶に見劣りはしないと思います。

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例えばヤマハの少し前の小型ボートですと、この様な埋込タイプの魚探ボックスがついている事が多いですが、このボックスにジャストサイズなのがこの7型ワイドのモデルです。

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既存のボックスの流用が可能なので取り付け時の費用節約にもなります(8.4型の取り付けにはボックスの交換や取り付け位置の変更が必要になります)。

カタログの表記や写真だけでは分かりにくいですが、是非参考にされてみて下さい。

 

 

比較したかった事②-1

標準版であるホンデックスHEシリーズやヤマハYFHシリーズと、廉価版であるホンデックスPSシリーズの差について・・・・

隠岐諸島を含む山陰地方の地図画面ですが2012年4月に更新され等深線などの情報が細かくなりとても良くなりました。

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 ただし、これは標準版の情報だったので廉価版であるPSシリーズの地図がどの程度なのか気になっていましたので、並べて比較をしてみました。

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島後北側・・・左:PS-800GP(廉価版)

       右:YFHⅤ07W-F66i/HE-701GP-Di(標準版)

 

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島後東側・・・左:PS-800GP(廉価版)

       右:YFHⅤ07W-F66i/HE-701GP-Di(標準版)

島後南側・・・加茂沖は上に写真掲載しています

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 島後南西側・・・左:PS-800GP(廉価版)

        右:YFHⅤ07W-F66i/HE-701GP-Di(標準版)

 

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 島後北西側・・・左:PS-800GP(廉価版)

        右:YFHⅤ07W-F66i/HE-701GP-Di(標準版)

 

と島後の各方面で比較してみましたが、この縮尺で見る限りは差はありませんでした。

瀬などの情報も同等の様です。

※PS-500シリーズなどの地図はかなり簡略されたものになります。

※PS-600シリーズは見たことが無いので分かりません。

 

比較したかった事②-2

標準版であるホンデックスHEシリーズやヤマハYFHシリーズと、廉価版であるホンデックスPSシリーズの差について・・・・

廉価版なのでパソコンなどで言う処理速度(あまり詳しくないのですがCPUとかプロセッサーとか?)が遅いのかな??? と思っていましたので、こちらも並べて比較しました。

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 同時に電源を入れました。

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ほぼ同じ速度で立ち上がっていきます。

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 誤差はありますが、ほぼこの画面に移行するまでの時間は同じでした。

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地図の拡大やカーソルの移動なども行ってみましたが画面の切替速度など、こちらも大差は無いようです。

 

<総評②>

地図のデータや、処理速度なども大差なく(もしくは同じに?)感じました。廉価版であるPS-800GPですが普通にお使い頂く上で遜色はないと思います。

但し、魚探部の性能は大きく異なり情報量も違います。魚探としての機能にもこだわるのであれば、断然Di(デジタル魚探)がお薦めになります。

また機会がありましたら、この魚探部の違いについても掘り下げてお伝えしたいと思います。

 

 <参考>価格は2015のモノです。その他詳しくはお問い合わせ下さい。

 ホンデックス(またはヤマハ)8.4型液晶モデルには他に以下のラインナップがあります

 

・PS-80GP(出力350W・200khz)定価¥95,000(税別)

  ※プラス¥5000で出力の大きい2周波モデル800GPがあるのでお薦めしていません

 

・HE-81GPⅡ-Di(デジタル魚探・出力600W・50/200khz2周波)定価¥190,000(税別)~

 

YFHⅤ084-F66i(デジタル魚探・出力600W・50/200khz2周波)定価¥245,000(税別)~

 

・HE-8301-Di-Bo(デジタル魚探・出力1kw・50/200khz2周波)定価¥270,000(税別)~

 

以上、大変長くなりましたが皆様のフィッシングライフの参考になれば幸いです。